google検索するときに変換候補を選ぶ事ができない

知人のPCで起きた問題を解決したのでメモ。

【症状】
google検索のトップページで文字入力し、ある程度まで入力してから変換候補を選んでも、
画面下のブックマークを選択してしまったり、候補が選ばれずにひらがなの入力が完了するだけになる。
サジェストが選べない。

また、シークレットモードではこの事象は発生せず、正常に候補を選択することができる。
ひらがな入力を完了させてからなら候補を選ぶことができる。

【原因】
最新のMicrosoft IMEがクソ

【解決策】
MicrosoftIMEの設定で以前のバージョンを利用するにチェックを入れる。

LINE API(LIFF)+AWS でハンズオンしてきた

とても良かった(小並感)

AWSの資格を取得したものの、ちゃんと何か作ったことないなーとか、
他の資格とるには経験足りないなーと思ったのが参加のきっかけ。

簡単操作でやった感が出るとてもいいハンズオンだった。

ほぼ永続的にハンズオン教材や動画を残しておいてくれるそうなので、試してみたい人はぜひ。

AWSのアカウント作ったー LINEグループ作れるよーくらいで以下のようなアプリが作れちゃいます。

ボードだして、イラスト書くとそのままラインにおくれちゃう!

実際のコーディング部分はほぼなくて、値の設定くらい。
どっちかっていうと、LIFFの作り方やAWSでどう環境構築するか?みたいな部分をもりもり試せた。
ほぼ無料枠内のみで完結して、後始末手順もしっかりあり、当日はAWS社員やLINE社員の手厚い介護を受けながら試せる。

これ無料でいいのか!?

AWSで触ったサービスはS3、Lambda、APIGateway、CLOUD9、chaliceとかかな。
CLOUD9なるオンラインエディタとchaliceは初めて聞いたけど、デプロイ簡単過ぎるし、ローカルへの環境構築がいらなくてハンズオンとの相性は最高だった。

LINEのミニアプリ(LINEの中で動くアプリのようなもの)の説明や、
サーバーレスでどのようにサービスを作るかみたいな座学もあり、本当に充実していた。
また参加したいなー。

当日のハンズオン資料は下記にあるので、興味ある方はぜひ試してみてください。
LINE APIでAWS上でアプリを作ろう! 2020年版
LINE API × TECH API VOL. 2 POWERED BY AWS

ちなみに他の人に使ってもらうのは下記の丸でかこった部分を押してDeveloperからpublicに変更すればいいです。
※自己責任で。

【本日の格言】
オンプレはブサイク
※個人の見解であり、所属する団体とはry

2020年:AWSソリューションアーキテクト-アソシエイト合格体験記と書籍紹介

2019/12末、長期休暇に入るにあたり、時間取れるし何かやるかなーと思いたち、
前々から取ろうと思っていたAWSソリューションアーキテクト-アソシエイトを勉強して取得してきました。

1中旬に取得したので、だいたい2週間ちょっとくらい。
その間にどんな勉強したかを忘れないうちに書いておきます。
合格体験記とか勉強法は記事がたくさんあると思うので、
実際に利用した勉強サービスや書籍を紹介したいと思います。

■スペック
AWS未経験
インフラほぼ未経験
アプリエンジニア数年

■今回購入したもの
AWS認定アソシエイト3資格対策(書籍)
この一冊で合格!AWS認定テキスト&問題集(書籍)
一夜漬けAWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト(書籍)
AmazonWebServices 基礎からのネットワーク&サーバー構築(書籍)
AWS WEB問題集で学習しよう(WEBサービス)
公式模擬試験(WEB)

■無料で利用したもの
blackbelt
公式のよくある質問
公式のサンプル問題

■AWS認定アソシエイト3資格対策(書籍)
おすすめ度:★★★☆☆
勉強時間:1週読む(1.5日)
AWS認定試験でソリューションアーキテクトの本が乱立する中、DeveloperとSysOpsも抑えた1冊
3資格コンプリート目指す人が読む分にはいいかなーと思いつつも、それぞれの資格の境界線が曖昧であることや
いざソリューションアーキテクトを受かった後にDeveloper勉強しようにもいまいち使い勝手が悪く、
初動にざっくりやるにはいいけれど、試験前日に読む書籍ではなかったなあという印象でした。

■この一冊で合格!AWS認定テキスト&問題集(書籍)
おすすめ度:★★★★☆
勉強時間:2週読む、付属の問題をすべて完璧にする(2日)
問題集が欲しかったために購入したが、問題はそんなに多くない。
内容としては既に古いものもあったが、内容も図解がわかりやすく概ね満足した。
模擬試験の難易度が他の書籍に比べて高く、本番以上だった。
ただし、本番にでない形式の問題があるなど、出題形式に慣れたい場合は不向き?
この一冊で!とあるが、各種レビューサイトにもかかれているが、この一冊だけで合格は結構しんどいと思う。
というか、1冊だけで合格がしんどい資格だと思います。
おすすめは2~3冊購入して情報の網羅性を高めることと、2~3冊で重複する内容は出やすいものなので、複数冊買う方がいいんじゃないかなと思います。

■一夜漬けAWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト(書籍)
おすすめ度:★★★★★
勉強時間:3週読む、付属の問題をすべて完璧にする(4日)
2020年発売の書籍。情報も新しい。一番のおすすめ。
章構成が実際の出題カテゴリとリンクしていて、公式の模擬試験で点数が悪かった場所を重点的に勉強も可能
ページ上部にポイントとなる概要、その下に解説という形式をとっているため、試験前日にポイントを読む→分からなければ解説を読む
といった勉強がとてもしやすかった。
また、問題の出題形式についての具体的な解説やこのサービスの問題はこういったことが聞かれるといった内容がかかれている(実際にでた)
受かるために必要な情報が凝縮された一冊でした。
模擬問題の解説がめちゃくちゃよくて、他の問題集は正解の理由が書いてあるだけで、
誤答に対して、なぜそれがだめなのか?について丁寧に記載されている点が本当によい。
今から受ける人がいれば絶対にお勧めしたい一冊です。

■AmazonWebServices 基礎からのネットワーク&サーバー構築(書籍)
おすすめ度:★★★★☆
勉強時間:1週読みながらハンズオン(2日)
AWS試験を受かるには手を動かすことだ!といった話を聞くことも多く、まず触ってみるかーと吟味して選んだ一冊。
勉強後にちゃんと終了させれば無料枠で出来る内容しか記載されておらず、やろうと思えば1日かからずできる量であることがよかった。
結論として、短期間で受験するなら実際に触る時間を机上で勉強した方が時間効率はいいように感じた。
しかし、この書籍のハンズオンはネットワーク未経験だった自分にサブネットやTCP/IPの内容をわかりやすく書いてくれたおかげで後の勉強がやりやすくなったことや
1冊勉強を終えたという達成感、NAT関連の問題にはまず間違えずに即答出来るようになり、自信がついたことなど、
短時間のハンズオンでありながらメンタル面でとてもプラスになった。
ただし、利用するソフトウェアのversionのかみ合わせが悪く、本の通りにやるだけだと動くところまでいかず、トラブルシューティングに時間がかかって計2日かかってしまった。
ちょっとそこだけは残念だなーと思いつつ、書籍だから仕方ないと割り切った。
もし買ってつまった方は以下の記事を読んでもらいたい
awsでWordPressが500エラー時の対処法

■AWS WEB問題集で学習しよう(WEBサービス)
おすすめ度:★★☆☆☆
勉強時間:2日?
スマホからも利用できる問題集。4500円くらい。
勉強法や合格体験記を読んでいるとよく話題にあがるサイト。
問題数は多く、移動中ができるのは魅力だがそれだけのサイト。
AWSの知識を増やすにはいいけれど、出題の仕方や実際の試験で問われるベクトルと異なる問題も多数あり、
ping-tなどの資格問題サイトを経験した後だと間違えた問題を一覧でみるとか、問題にフラグをつけるといった機能がなく
ただただ使いにくかった。
時間に余裕があるときに壁打ちを繰り返すにはいいかもしれないけれど、
スマホからできることのメリットを生かせないなら、値段と比較してしまうと個人的にはあまりおすすめできない。

■公式模擬試験
おすすめ度:★★★★☆
勉強時間:半日以下
問題数は少ないけど、良質な問題
難易度は低めなので油断しないように。
ただ、答えもらえないのがただただマイナス。

■blackbelt
おすすめ度:★★★☆☆
勉強時間:2日
公式の情報動画、無料。
最新の情報がでるが、厳密な情報も多いが、情報過多でノイズになりがち。
分からないサービスを理解するにはかなり良かった。
問題解きつかれた頭で受け身で勉強もできる。
問題点は物量がすごいことと、ITの知識がちょっとないと内容が難しいことがある点。

■公式のよくある質問
おすすめ度:★★★★☆
勉強時間:1日
公式のサービス別よくある質問。
ここから出る問題も少なくない。ただ物量があるため、頻出サービスの苦手分野だけ読むほうがいいかも。
理解度の低いサービスの理解度は一気に上がる。

■公式のサンプル問題
おすすめ度:★★★★☆
勉強時間:30分
簡単すぎる問題。ただすぐ終わるし無料なのでとりあえずやっとけ感はあります。

【おまけ】ネットで出ている情報で古かったもの・誰かに教えてほしかったもの
・2018年3月くらいから新試験が開始されていて、8月頃に旧試験が終了した。
・2020年3月頃から更に新試験が出る。難易度はあがりそう、現試験もいつかは終わる
・資格の有効期間が2年から3年に延長された
・プロフェッショナル試験は前提のアソシエイト試験をもっていなくてもよくなった
・遠隔カメラで監視されて英語でチャットみたいな話も聞くけど、そんなことはなかった。会場によるかもしれないけど最近の受験記事できかない。

awsでWordPressが500エラー時の対処法

Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築 改訂版を読みながらAWSをいじっていた時躓いたので
同じ状況の人のためにメモ。

■状態
CHAPTER8 DBを用いたブログシステムの構築 の項目内
8-4 WordPresssを設定する において
サーバーに接続しようとした際、500エラーが返却されてページが表示されない。

■原因
最新のWordPressが求めるPHPのバージョン条件を満たしていない

書籍出てから結構立つし、しゃーないよねって話。

以下、上記書籍の手順通りに作成している場合の原因確認方法と解決方法を記載する。

■確認方法(直し方知りたいだけの人はここは飛ばす)
まずPHPのエラーは以下のコマンドで確認できる。

sudo less /var/log/httpd/error_log | tail -20

すると以下のようなエラーがでているはずだ。

[Sat Jan 04 19:53:14 2020] [error] [client *****] PHP Parse error:  syntax error, unexpected '.', expecting '&' or T_VARIABLE in /var/www/html/wp-includes/functions.php on line 1064

これは、WordPress 5.2ではPHP 5.6.20以降が必要なだが、古いPHPを利用してるときに発生する。
参考サイト

蛇足だが、インストールされてるPHPのバージョンを確認するのは以下

yum list installed | grep php

私の環境ではPHP5.2であったため、そもそもバージョンが足りていなかった。

■解決方法
理想はPHPのバージョンを7.xにすることだが、少々めんどくさい
また、今回はネットワークの勉強やAWSをさわりたい人がやっていると思うので、
書籍から大きく変わらない手順で対応するため、WordPressのバージョンを落とす。

以下のコマンドで配置したファイルの削除を行う

 
cd /var/www/html/
sudo rm -rf ./*
cd 
rm -rf wordpress

8-3 でwget で行ったコマンドを以下に読み替える

wget https://ja.wordpress.org/wordpress-4.9.13-ja.tar.gz

※併せてtar の展開コマンドも変える。

以降の手順は書籍通りに実施すれば500エラーが出ずにWordPressのページが開けるはずだ。

以上

seleniumのheadlessでプロファイルを使う際のエラー解消法

忘却メモ。
chromeでseleniumでヘッドレスモードを指定し、プロファイルを設定しようとしたら以下のエラーが出た。
解消法を探すのになかなか苦労したため、ここに記す。
■エラー発生した際のサンプルコード

options.add_argument('--headless')
options.add_argument('--user-data-dir=user')
options.add_argument('--profile-directory=profile')
driver = webdriver.Chrome(executable_path=chromeDriverPath, options=options)

■発生したエラーコード

Traceback (most recent call last):
  File "~\hogehoge.py", line 40, in __init__
    driver = webdriver.Chrome(executable_path=chromeDriverPath, options=options)
  File "~\webdriver.py", line 81, in __init__
    desired_capabilities=desired_capabilities)
  File "~\webdriver.py", line 157, in __init__
    self.start_session(capabilities, browser_profile)
  File "~\webdriver.py", line 252, in start_session
    response = self.execute(Command.NEW_SESSION, parameters)
  File "~\webdriver.py", line 321, in execute
    self.error_handler.check_response(response)
  File "~\errorhandler.py", line 242, in check_response
    raise exception_class(message, screen, stacktrace)
selenium.common.exceptions.WebDriverException: Message: unknown error: DevToolsActivePort file doesn't exist

この問題を解消するには下記のオプションを追加する。
DevToolsとやり取りするにはポートを指定してやる必要がある。

options.add_argument("--remote-debugging-port=9222") 

少しversionが古いが、下記の公式Documentsが参考になった
ヘッドレス Chrome ことはじめ

以上

PythonでChromeWebDriverを自動更新するselenium運用

Selenium/Appium Advent Calendar 2019の19日目の記事です。

seleniumを利用してしばらく立つと、ある問題に直面します。
chromeのメジャーバージョンアップされると、chromeWebDriverが不一致でエラーを吐く・・・
以前は一度更新すれば3versionくらいは利用できたそうですが、
最近ではメジャーバージョンがあがるとアップデートが必要です。

楽をしたくてseleniumを使うのに面倒をみるのは大変なので、自動更新をしてみます。
つまり、seleniumという便利なクローラーを使うために、seleniumを使わずにクローリングします。
(seleniumの記事なのにseleniumを使わない・・・!?)

コードはPythonで記載をしますが、他言語でもかけるように解説をしっかり入れていきます。
以下のインポートをしている前提で話を進めていきます。

import os
import re
import zipfile
import urllib.request
from lxml import html

※lxmlはpipで取得しておく必要があります。

■処理の流れ
1. ローカルのChromeのバージョンを確認します。
2. バージョンが異なる場合、適切なドライバを調べます。
3. ファイルをダウンロード・解凍し、フォルダに配置します。
4. 適切なドライバでseleniumを起動!

■サンプルコード
GitHub-getChromeWebDriver
※上記コードはMIT LICENCEです。
※この記事のコピペや参考はフリーです。

【1】ローカルのChromeのバージョンを確認します。
Chromeはコマンドから直接バージョンを取得する方法はありません。
なので、Applicationが配置されている場所に、バージョン名のついたフォルダがあることを利用し、
現在のバージョンを取得してみます。
また、Chromeはバージョンアップの際、次のバージョンのディレクトリを作成し、
次回起動時に変更+旧ディレクトリの削除を行うため、ディレクトリが複数ある場合があります。
なので、ディレクトリの中でもっとも新しいバージョンを確認します。

# インストールしている場所を変更していなければディレクトリはここに作成されている。
files = os.listdir(r"C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application")
# ChromeApplicationフォルダ配\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\下にあるフォルダをフルパスで取得
filesDir = [f for f in files if os.path.isdir(os.path.join(r"C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application", f))]

# 最大値を取るための変数を用意 
version = 0
for folder in filesDir :
     # 正規表現でメジャーバージョンを取得
     filePattern = re.compile(r'([0-9]+(?=\.))')
     result = filePattern.match(folder)
     # 取得できていたら、最大値を保存
     if result:
          version = max(version,int(result.group()))

これで次に起動する際のメジャーバージョンを取得できました。

【2】バージョンが異なる場合、適切なドライバを調べます。
現在のドライバのバージョンを設定ファイルなどで保持しておき、現在のドライバのバージョンと
Chromeのバージョンが不一致の場合、ドライバのダウンロードを行います。

Chromeドライバの最新版は下記からダウンロードできます。
https://chromedriver.chromium.org/downloads

ただし、毎回同じバージョン毎にパスが変わるので、直接ファイルを取得します。
気をつける必要があるのは、ここのDriverはローカルよりも新しいバージョン用のものが置かれていることがあり、
自分にあったドライバを選ぶ必要があります。
※おそらくディベロッパー向けや地域による差だと思います。

ファイルを取得後、Xpathで対象リンクを洗い出します。
※もっとモダンなやり方があればおしえてください。

# ChromeDriver配信ページを取得
url = 'https://chromedriver.chromium.org/downloads'
with urllib.request.urlopen(url) as f:
    htmltext = f.read().decode('utf-8')

# XPATHで対象となる項目を取得
title = html.fromstring(htmltext).xpath("//table[@class='sites-layout-name-one-column sites-layout-hbox']/tbody/tr/td/div/div/ul/li")
chromeDriverVersionList = title[0].xpath("li") 
mi = "0"
for versionValue in chromeDriverVersionList :
    # リンクを取得
    versionValueLinklList = versionValue.xpath("a")
    # 要素が空の場合、スキップ
    if(len(versionValueLinklList)==0):
        continue
    chromeDriverStatus = versionValueLinklList[0].text
    # メジャーバージョンを取得
    m = re.search('(?<=ChromeDriver )[0-9]*', chromeDriverStatus)
    # ローカルのバージョンと一致するか確認、一致したら結果を保存
    if(str(m.group()) == str(versionValue)) :
        versionOfMajor = re.search('(?<=ChromeDriver ).*', chromeDriverStatus)
        Driverversion = str(versionOfMajor.group())

【3】ファイルをダウンロード・解凍し、フォルダに配置します。
Windows用のDriverはZIPで圧縮されているため、ダウンロード後、解凍して配置します。

# version情報からURLを決め打ちでダウンロード
furl = "https://chromedriver.storage.googleapis.com/" + Driverversion + "/chromedriver_win32.zip"
urllib.request.urlretrieve(furl, "temp.zip")
with zipfile.ZipFile('temp.zip') as zipF:
    zipF.extractall("ChromeDriver配置先")

# 任意の設定ファイルなどにDriverのversionを記録(毎回取得しないようにするため)

これをseleniumを利用したアプリケーション起動前に実行することで、バージョン違いの問題はクリアされます。

【4】本命のSeleniumアプリを起動

以下で色々書き加えたソースコード公開しています。
GitHub-getChromeWebDriver

デッキを無くしがちなカードゲーマーに「tile」という選択肢

「Tile」の紹介です!

カード版じゃない方を買って使っていたら使い心地がとてもよくて、思わずカード版も買っちゃいました。
デッキを無くしがちなカードゲーマーにとっての必需品と感じたので、レビューするよ!

■Tileって何?
5年くらい前からぼちぼち普及しだした、スマホから落とし物を探せるツール。
カードゲーマーに限らず、全人類スマホを家の中でなくしたことありますよね?
スマホなら呼び出せるけど、鍵や定期券となると昨日の自分に文句を言いながら探すしかない・・・
そんな人にスマホから呼び出せる、落とし物トラッカー!

そして開封・・・

薄い!!!

カードと比較

デッキケースにも普通に入っちゃいます。

■どんなときに使うの?
例えば・・・一般的な「デッキを無くしがちなカードゲーマーの部屋」をお借りして実験します。

一般的なデッキを無くしがちなカードゲーマー」の部屋

デッキがどこにあるかわからない・・・

スマホからポチ!


音が聞こえる!


見つかった!
※ちなみにスマホを逆に探すこともできます。

★5年前から大きく変わったこと

  • 普及して価格が安くなった
  • Bluetooth4.0から、消費電力が大幅減少!
     → 5年前は3ヶ月しか持たなかった電池が1~3年持つようになった
  • 地図から探す等機能が増えた
  • 有効範囲が大幅に広がった(現在は45m~120m
     → 今回のカードタイプは60m以内なら探せるようです)

特にかく不便さがなくなったんです!
以前は3ヶ月おきに電池変えてましたからね・・・
今回紹介するカードタイプは3年持つんです。(使い捨てですが)

万が一落としても、最後にみえていたところをマップで表示してくれる機能もあります!
tileを使っている人が近くを通ると離れていても荷物がどこにあるかわかるようですよ。(他の人に個人情報が漏れたりはしません。)

ちなみにキーホルダーにつけることが出来る版もありますよ。
こちらは2019年11月に発売されたばかりの新型で、有効範囲やキーホルダー部分の改善などがされたようです。
有効範囲100m超えたのが面白すぎて、思わず買ってしまいました。
こっちは電池交換可能で、有効範囲120m

定期とか鍵はこっちのほうがいいかな。

ためしてみてね

Pythonでwindows通知(トースト・バルーン)を出す方法

Python Advent Calendar 2019の14日目の記事です。

速攻作れるだろ~と思っていたら、意外とめんどくさかった。
なにより日本語の標準モジュールだけで実現する解説記事が多分ない。(多分)

色々調べたので、忘れないうちに未来の自分と同じことをしたい人へ共有

作り方なんていいんだよ!ソースくれって人は下記のソースをぶっこんで使ってどうぞ。
GitHub-easyToast
ちなみにLicenceはMITLicenceです。
あ、スターください。

また、今回勉強しつつ調べてまとめているので、
もし間違っているところがあればツイッターなどで教えて下さい

今回は利用する標準モジュールのみで実装を行う。

■トーストとは?
古すぎないWindowsでなにかApplicationからのお知らせがあるときに
画面右下に出てくる通知のようなもの。
バルーンと呼ばれることもあるが、厳密にはこれはトーストである。
※バルーンは小アイコンからの吹き出し

■トーストを出すまでの流れ
1. Pythonでctypeを利用する
2. APIにあった構造体を用意する
3. WindowsAPIを利用できるように読み込む
4. LoadImageWで画像アイコンを利用できるようにする
5. Shell_NotifyIconWで通知申請を行う

なにがなんのことかわからないと思うので、順番に説明する。
サンプルコードが何度か登場するが、基本的には以下のimportを行っている前提で話をすすめる。

import os
import ctypes
from ctypes import Structure, windll, sizeof, POINTER, WINFUNCTYPE
from ctypes.wintypes import ( 
    DWORD, HICON, HWND, UINT, WCHAR, WORD, 
    BYTE, LPCWSTR, INT, HINSTANCE, BOOL, HANDLE
    ) 

■Pythonでctypeを利用する
Windowsでトーストを出すにはWindowsAPIからバルーンを出すリクエストを出す必要がある。
WindowsAPIを叩く際にbathなどを経由してもいいが、PythonからWindowsAPIを叩く良いやり方はctypeを使う

ctypeとはPythonでCの関数ライブラリを使うことが出来るものだ。
簡単なコードでとりあえずctypeを試したいのであれば、以下の記事がとても参考になった。
Python から Windows API を呼び出す – MessageBox の例
ctypeの詳細を知りたい方は以下をどうぞ。
ctypes — Pythonのための外部関数ライブラリ

■APIにあった構造体を用意する
ctypeを使って、まずはAPIを叩くための構造体を準備する。
ctypesのStructureを継承したクラスで構造体を定義します。

最初聞いたときなんのこっちゃと思いましたが、
ざっくりいうと、WindowsAPIになんらかの動作を指示する際に渡すデータの集まり(タイトルとか表示方法とか)には
事前に決められた構造体(何番目になんの型のなんて名前のデータが入るなどの定義)を用意する必要があり、
後述するWindowsAPIの仕様書(英語)を片手に準備する必要があります。

今回、トーストを出すために作成する必要がある構造体は以下

class GUID(Structure):
    _fields_ = [
        ("Data1", DWORD),
        ("Data2", WORD),
        ("Data3", WORD),
        ("Data4", BYTE * 8)
    ]

class NOTIFYICONDATAW(Structure):
    _fields_ = [
        ("cbSize", DWORD),
        ("hWnd", HWND),
        ("uID", UINT),
        ("uFlags", UINT),
        ("uCallbackMessage", UINT),
        ("hIcon", HICON),
        ("szTip", WCHAR * 128),
        ("dwState", DWORD),
        ("dwStateMask", DWORD),
        ("szInfo", WCHAR * 256),
        ("uVersion", UINT),
        ("szInfoTitle", WCHAR * 64),
        ("dwInfoFlags", DWORD),
        ("guidItem", GUID),
        ("hBalloonIcon", HICON),
    ]

具体的なやり方などは下記が参考になった。
Python: ctypesパターン集

GUID と NOTIFYICONDATAW ってのを使うんだなーくらいで今は大丈夫。

■WindowsAPIを利用できるように読み込む
WindowsAPIを読み込んで、引数の定義と戻り値の定義を行う
今回利用するAPIはLoadImageとNotifyIconだ。
▼サンプルコード

LoadImageW = windll.User32.LoadImageW
LoadImageW.argtypes = [HINSTANCE, LPCWSTR, UINT, INT, INT, UINT]
LoadImageW.restype = HANDLE
    
Shell_NotifyIconW = windll.Shell32.Shell_NotifyIconW
Shell_NotifyIconW.argtypes = [DWORD, POINTER(NOTIFYICONDATAW)]
Shell_NotifyIconW.restype = BOOL

API名の最後にWがついているが、WindowsAPIは最後にWがつくのと、Aがつくものがあり、
利用している文字コードなどの違いがある。今回はWを利用している。

必要な引数等はMicrosoftのドキュメントが参考になった。
Shell_NotifyIconW function
LoadImageW function
NOTIFYICONDATAW structure

ひとまず、これでWindowsAPIが利用可能になった。

■LoadImageWで画像アイコンを利用できるようにする
バルーンで利用しているアイコンは.icoといった拡張子の画像ファイルだ。
変換サービスやフリー素材などがあるので、適当な画像を用意しよう。
また、アイコンなしでトーストを出す方法も記載するため、この項目は飛ばしても構わない。

hicon = LoadImageW( None, icon, 1, 0, 0, 0x00000050)

これはLoadImageWを呼び出すコード。
引数の詳細は上記Microsoftのドキュメントに記載があるが、ざっくりと解説。

・第一引数
画像を使う場合はNoneを指定する(nullを指定したことになる)
・第二引数
今回は画像のファイルパスを指定する。
・第三引数
読み込む画像の形式を指定する。
アイコンは1を指定。試していないけど0だとビットマップが読み込める?
・第四引数
アイコンの幅を指定する。0なら自動
・第五引数
アイコンの高さを指定する。0なら自動
・第六引数
オプションフラグを設定する。

16進数で記載されていて最初はよくわからないかもしれないが、
WindowsAPIでは有効にする設定の数値を合計したものを指定する。
例えば、0x00000001の設定と0x00000002の設定を有効にするのなら、0x00000003を指定する。(16進数なので繰り上がりに注意)
足し算でなく、ビット演算で合算してもよい。 0x00000001 | 0x00000002
どのような設定値があるかは上記マニュアルを確認する。

今回はLR_DEFAULTSIZE(0x00000040)とLR_LOADFROMFILE(0x00000010)を指定している。
成功すればイメージのハンドルが返却される。

5. Shell_NotifyIconWで通知申請を行う
まずはWindowsAPIに渡すデータを作成する。
▼サンプルコード(画像表示あり)

flags = 0x00000016
infoflag = 0x00000034
mem_size = sizeof(NOTIFYICONDATAW)
notify_data = NOTIFYICONDATAW(
        mem_size, 0, os.getpid(), flags, 0, hicon, "tips", 
        0, 0, "message", 4, "title", infoflag, GUID(), hicon
)

▼サンプルコード(画像表示なし)

hicon = None
flags = 0x00000014
infoflag = 0x00000000
mem_size = sizeof(NOTIFYICONDATAW)
notify_data = NOTIFYICONDATAW(
        mem_size, 0, os.getpid(), flags, 0, hicon, "tips", 
        0, 0, "message", 4, "title", infoflag, GUID(), hicon
)

さて、とうとう通知を出す。
それぞれ何をしているかざっくり解説する。
※詳細は上記Microsoftのドキュメントを確認されたし

第一引数
作成した構造体のメモリサイズを指定する。
ctypeのsizeofで取得が可能
第二引数
今回は13引数を指定するため、読み飛ばされる
第三引数
実行しているPIDを取得する。上記サンプルでは自身のPIDを取得している
第四引数
どんな情報があるかやどんな表示をするかなどを指定する。
今回は NIF_ICON,NIF_TIP,NIF_INFOを有効にした。
画像を利用しない場合はNIF_TIP,NIF_INFOを有効にする。
※詳細は上記Microsoftのドキュメントを確認されたし
第五引数
LoadImageWで生成したハンドルを指定する
画像表示を行わない場合、NONEを指定
第六引数
アプリ名や詳細の記載を行う。
トーストのアプリ名が以前はここの指定内容になっているような記載をみたが、特に反映されなかった。
第七引数
画像の情報の取り扱い?
利用しないので0を指定する
第八引数
0を指定する
第九引数
通知に表示するメッセージを指定
第十引数
シェルのversionを指定する。
第十一引数
通知のタイトルを指定する。
第十二引数
利用するアイコンの設定を行う。
0x00000001や0x00000002を加算するとシステムに用意されたアイコンを利用できる
他にもいくつかあるので、上記のマニュアルを参照
今回はNIIF_USER,NIIF_NOSOUND,NIIF_LARGE_ICONが有効になっている。
通知時に音を出したいなら0x00000010を引く。
第十三引数
GUIDを与える。なぜ設定するかはドキュメント読むだけだとわからなかった。
第十四引数
LoadImageWで生成したハンドルを指定する
画像表示を行わない場合、NONEを指定
第五との違いはタスクバーのアイコンか、トーストのアイコンかの違い。
今回はどちらも同じものを設定する。

データを渡す。
▼サンプルコード

Shell_NotifyIconW(0x00000000, notify_data)
Shell_NotifyIconW(0x00000002, notify_data)

第一引数の0は表示、2は通知を汚さないように削除している。

以上でトーストをPythonから利用できる。
きっと他のWindowsAPIにも応用できるはずだ。

最後にトーストを出す便利ソースを紹介する。
GitHub-easyToast
ぜひスターを(ry

万魔の塔を二人で30万取る方法(サポ入り)

万魔の塔で2週連続4回以内に30万達成をしたので、やり方をメモ。

※1災と2災共にはぐメタ1匹ずつ、3はなし。
※占いは慣れが必要かも。

戦闘は頑張るけど、事前準備は雑で! 週課なんでね!

■構成
占い・バト・賢者(サポ)・デス(サポ)
構成を変えるのがめんどくさいので全て同じ構成でいっています。
肉の方は耐性アクセだけ変えています。
サポートは野良サポートをわりとざくっと選んで雇っています。
 →お互い雇い合えるなら楽かも

■装備

▼全員共通で必要な耐性
麻痺・眠り・即死・呪文耐性

即死は無くても可
肉は指輪等で調整してもOK

必要なアクセ
機神の眼甲・竜のうろこ

▼占い
片手剣・盾
体上下攻撃魔力
首アクセは1災は智謀の首飾り、2以降は竜のうろこ
ベルトは片手剣雷(持っていれば)

デッキ

▼バトマス
ハンマー二本、両手剣
ベルトはハンマー土(持っていれば)
テンションバーンの宝珠

▼賢者(サポ)
扇・盾
腕は詠唱速度

▼デスマスター(サポ)
鎌・腕は詠唱速度

サポートはこだわるならペアの方を雇うと楽です。

■立ち回りで意識すること

▼全災厄共通のポイント
アイテムはすべて回収する。占いがメインに回収するが数が多いときはバトも拾う。
周りに敵がいないときはサポートの近くに寄る。
テンションがないときの攻撃は極力避け、ターンを貯めたりバフを振っておく。

▼サポの作戦
デスマスターは開戦時いのちだいじに、しにがみのきしを召喚したらバッチリ(1のみガンガンでも可)。
賢者はバッチリ。1災のボスや3災の10以降、崩れ気味のときにいのちだいじにに調整

▼占いの立ち回り
力と教皇と恋人(toバトマス)を可能な限り維持する。
皇帝はバト>賢者>デス>占いの順で引くたびに振る。効果時間が5分なので、切れそうなら更新する(皇帝は二枚でもいいかも)。
塔はなるべく遠くを優先して倒す。
オーラを作れるように直近で使ったモンスターカードを優先して切る。
魔王のいざないは10まではボスに打ち、10以降はぐだりそうなときに雑魚にまとめて打つ。
使うカードがないときはすぐリセットベール。
SHTを切らすくらいならギガブレ、周りに敵がいるがカードないときもギガブレ。
はぐメタは片手CTで倒す。

5の倍数のボス登場時は月を敷いておく。
ボス前に魔王のいざないを振れたら振る。
ボスはボスより周りの雑魚を意識、高火力は巻き込みながら使う。

▼バトマスの立ち回り
ランドインパクトをいい感じにぶち当てる。
ボスまでにCTが貯まりそうならプレートも打っていい。
テンションバーンを維持する。

ボスが出てきたらプレート→アースクラッシュと周りを巻き込みながら当てる。
その後は天下無双。
ボス討伐に時間がかかりそうな場合は両手剣に持ち替えて天下や大旋風斬り。

■各災厄ごとのポイント

▼1災
死亡しないことを意識する。ちなみに先週も今週も痛恨と即死で1人ずつ死んだ
時間は多少余裕があるので死なないことが大事。
目標はボス討伐で12.5万

▼2災
10以降はキラーマシン用に月を配置する。陣にキラマが誘導できるように立つ。
一番最後のボスは倒さないので、15以降でCT技は惜しまない。
青いデブドラゴンは怒り時に占いがロスアタ。
はぐメタが2~3匹出たらら楽に30万行けそう。
目標は18以降で時間切れ11.5万

▼3災
石像は幻惑が入らない。占いも協力してなんとしてでも早く倒す。
石像の占い怒りは放置(占いがファランクスやいば)、他怒りは占いがロスアタ。スケープガード打てるなら打ってファランクスかアイギス

10のボス時は次にキラパンが出てくることを意識してアイギスをふったり月を置いておく。
キラパンが出現したらとにかく倒すことを優先。CT技も惜しまない。葉っぱを使うこともある。
おたけびは占いが打ってもいいかもしれないけれど、とくにやっていない。
おにこんぼうが出れば楽に。
目標は12以降で時間切れ、6万

サポ2で30万が取れると気楽に回せて良い

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find grepコマンドするとき文字化けファイルを取り除く方法

サーバー上でfindコマンドを叩き、grepしてxargsで渡す・・・
そんなコマンドを叩くときにファイル名が壊れたファイルが邪魔をする。
そんなファイルを回避するのに手こずり、応急処置を思いついてからは作業がさくサクサク進んだのでメモ。

応急処置なので、場合によっては弾きたいファイルが弾ききれないかもしれないし、除くたくないファイルが除かれるかもしれない。

※もっといいやり方あったら教えてください。

find . | grep .ini | xargs cat | grep root

こんなコマンドを叩くとき、文字化けしたり、文字コードの異なるファイルがいると途中で止まってしまう。
なので以下を書き足す。

find . | grep .ini | grep -v ‘[亜-熙]’ | xargs cat | grep root

ファイル名が想定では漢字が含まれないときにしか使えないし、化け方次第では漏れる。
しかし、私の環境ではなんとかなった。

ちなみに ‘[亜-熙]’は
第1水準と第2水準の漢字を指定している。文字化ければ大体漢字が入るだろうという雑な対応。
ちなみに文字コードがCP932なら、纊-黑を追加するといいらしい。